デンマーク総選挙 「移民流入制限」へ政策転換した中道左派が第一党
【ブリュッセル=竹内康雄】デンマーク総選挙（一院制、定数179）は5日投開票され、野党の社会民主党（中道左派）が約26%の票を獲得した。
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社会民主党は選挙前も第1党だったが、第3党だった自由党が国民党の閣外協力を得て政権の座についていた。社会民主党のフレデリクセン党首はこれまでの路線を転換し、国外からの移民流入の制限を掲げ、右派の支持層を取り込んだ。ラスムセン首相が財政再建の一環で公的サービスを縮小してきたのを批判、福祉政策などの拡充を訴えて支持を拡大した。
引用元：デンマーク総選挙 中道左派政党が第1党 政権交代も （写真=AP） :日本経済新聞
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自由党に閣外協力していた右派デンマーク国民党は、他の大半の政党も移民規制強化を掲げたことで支持層の一部が他党に流れたとみられる。支持率は８．７％と、２０１５年選挙時の２１．１％から大きく落ち込んだ。
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引用元：デンマーク総選挙、中道左派陣営が勝利 政権交代へ - ロイター
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所見
デンマーク総選挙で、これまでの移民政策を転換し、移民流入制限へと舵を切った中道左派政党が選挙に勝利したようです。また、他の政党も移民規制強化を唱えたことから、元々反移民を唱えていたデンマーク国民党の支持が他の政党へ流れたようです。多くの政党が移民規制強化を唱えたのは、デンマーク国民の多くが移民規制を望んだからに違いないと思います。
闇雲に移民を大量に受け入れると様々な問題が発生するのだと思います。日本は、移民を大量に受け入れる方針のように見受けられますが、欧州の混乱ぶりをしっかりと研究する必要があると思います。
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