香港区議選、民主派８５％の議席獲得 投票率７１％
【香港時事】香港で２４日投票が行われた区議会（地方議会）選挙は２５日、開票作業が進み、民主派は４５２議席中、８５％に達する３８８議席を獲得し、歴史的な勝利を収めた。香港メディアが伝えた。改選前に議席の約７割を占めていた親中派は大敗し、両派の立場は完全に逆転した。１９９７年の中国への返還後、民主派が過半数を取ったのは初めて。投票率は前回（２０１５年）の４７％をはるかに上回る７１％。中国返還後に実施された立法会（議会）選、区議選のいずれの記録も更新し、過去最高となった。
（略）
引用元：香港区議選、民主派が歴史的勝利 ８５％獲得、親中派は大敗―返還後の過半数は初：時事ドットコム
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所見
香港区議選で、民主派が大勝しました。ＳＮＳなどの情報で、民主派デモ隊による破壊活動が市民の生活を妨害しており、香港市民が、民主派に反発しているとの情報がありました。かたや、メディア側は、デモ隊などの市民に対する香港警察の横暴さに対して、多くの市民が香港警察に強い不信感を抱いていると報じていました。
しかしながら、今回の選挙結果により、多くの市民が、香港警察に対して、強い不満を抱いていると裏付けられたのではないでしょうか。もちろん、デモ隊による破壊活動に対し、不満を持っている人もいると思います。
投票率が７１％というのは、意外な数字でした。民主化しようがしまいがどうでもいいと考えている人が多いのか、民主派が大勝することを見込んで投票しなかったのかはよくわかりません。
中国共産党が、開票不正する可能性もあるのではないかと思っていましたが、杞憂でした。今後、中国共産党が様々な手段で民主派を切り崩すと思うので、香港情勢は今後も目が離せないと思います。
香港情勢は、様々な情報が飛び交い、真意を把握するのに困難な状況になっていると思います。
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