雪風

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亡命ウイグル人ら、国際組織で中国の弾圧に対抗 東京に事務局

中国当局による少数民族ウイグル族への弾圧に国際社会が批判を強める中、ノーベル平和賞候補になったウイグル人女性人権活動家、ラビア・カーディル氏が、世界の活動家らと少数民族の尊厳や権利の擁護を訴える国際連帯組織を東京都内に設立することが16日、分かった。26日に国会内で結成大会を開く。
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結成大会が開かれる26日には首相と中国の習近平国家主席による首脳会談が北京で行われる予定で、首相が中国の人権問題にどう言及するのかにも注目が集まる
引用元:亡命ウイグル人ら、国際組織で中国の弾圧に対抗 東京に事務局、26日結成大会 - 産経ニュース

 

所見

アメリカが中国に対して、強硬な姿勢を見せ、ウイグルの弾圧をかなり批判しております。

国際的に、中国に対する見方が厳しくなる中で、日本だけが急に方向転換し、中国に対して融和姿勢を見せつつあります。

記事でも、安倍首相が日中首脳会談で、ウイグル問題についての言及するかどうかに触れていますが、おそらく、まったく触れないのではないかと思います。

首脳会談で、ウイグル問題に触れるのであれば、世界の国々から一定の評価を受けることができると思います。

しかし、ウイグル問題に触れずに、一帯一路をはじめとする経済協力の会談に終始するのであれば、世界から失望されるのではないでしょうか

日本のリベラルと称しているメディアや団体の行動が鈍いようですが、真剣に人権を考えているのか疑問です。