ベネズエラ国境で物資搬入巡り衝突激化 隣国コロンビアと断交
【ロサンゼルス=上塚真由】南米ベネズエラの対コロンビア国境で23日、国際社会からの人道支援物資を搬入しようとする野党連合側と、搬入を拒否するマドゥロ政権側が激しく衝突した。マドゥロ政権の後ろ盾である軍は野党連合の支持者らに対し催涙弾やゴム弾を撃ち込み、コロンビア政府によると280人以上の負傷者が出たという。マドゥロ大統領はコロンビアが野党連合側と共謀し米国の軍事侵攻を画策しているとして断交すると発表した。
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引用元:ベネズエラ国境で衝突激化 物資搬入巡り、隣国と断交 - 産経ニュース
所見
ベネズエラは、2018年12月の時点で、インフレ率が年率約170万%となっているようで、国際通貨基金(IMF)は、2019年中にインフレ率が1000万%に達すると予想しています。
参考:ベネズエラ、インフレ率169万%に (写真=ロイター) :日本経済新聞
ベネズエラは、実質経済破綻している状態で、社会が混乱しています。現政権のマドゥロ政権は反米政権なので、この期にアメリカとしては、経済支援などを通じて、親米政権を作りたいという思惑があると思います。
反面、マドゥロ政権は親中、親露と思われるため、裏では、アメリカと中露の対立の構図があると思います。
いずれにせよ、生活に困窮しているベネズエラ国民は、一刻も早い経済支援を望んでいるはずなので、それが実現されることが重要なことだと思います。
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