米大手製薬会社に600億円の制裁金 オピオイド鎮痛剤中毒訴訟で
米オクラホマ州地方裁判所は26日、処方鎮痛剤などに含まれる麻薬性鎮痛薬オピオイドの中毒蔓延(まんえん)をめぐり、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンンソン(J&J)に5億7200万ドル(約606億円)の制裁金を支払うよう命じた。J&Jは判決直後に、上告の意向を示している。
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原告のオクラホマ州は今年初め、米製薬業パーデュー・ファーマと2億7000万ドル、イスラエルのテヴァ・ファーマシューティカルと8500万ドルでそれぞれ和解しており、J&Jが最後の被告だった。
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引用元:米J&Jに600億円の制裁金、オピオイド中毒めぐる訴訟で - BBCニュース
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所見
オピオイドは、当初、常用性がないとされた麻薬性鎮痛薬で、病院で処方されて服用した方が、オピオイドの中毒になってしまいました。
BBCの報道によれば、アメリカでは、1999年~2017年かけて、オピオイドの過剰摂取で約40万人が亡くなっているそうです。
J&Jは、何年にも渡って、中毒性のあるオピオイド鎮痛剤のリスクを矮小化したマーケティングを行ったことを、原告側の弁護士に指摘されたようです。
J&Jは上告する模様ですが、和解した製薬会社もあるようです。
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