雪風

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中国で拘束された伊藤忠社員に懲役3年

【北京=共同】中国広東省広州市の中級人民法院(地裁)が先月15日、国家の安全に危害を与えた罪で大手商社、伊藤忠商事の40代の日本人男性社員に対し、懲役3年と15万元(約230万円)没収の実刑判決を言い渡していたことが26日分かった。日中関係筋が明らかにした。どのような行動が問題視されたのか詳細は不明。
             (略)
引用元:伊藤忠社員に懲役3年 中国で判決「国家の安全に危害」 :日本経済新聞


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所見

中国で拘束されたいた伊藤忠社員に懲役3年が言い渡されたようです。スパイ行為を行ったとのことで懲役になったようですが、どのような犯罪を行ったのか詳細不明です。

少なくとも、アメリカでは、中国人産業スパイなどが拘束されたときは、理由は公表され、報道されます。このようなことを考えれば、中国では、あまりにも不透明な事情での拘束や裁判による懲役などが行われると言え、中国での観光やビジネスを行う日本人は、このようなリスクを頭にいれるべきでしょう。

それにしても、伊藤忠商事は、社員が積極的に助けようと行動しているようには見えません。伊藤忠商事のプレスリリースを見ても、探した限り、拘束された社員のことに全く触れていません。

伊藤忠商事は、社員が理不尽な理由で拘束されようが、金儲けできればお構いなしという姿勢なのでしょうか?それとも、伊藤忠商事の広報が「皆様に御迷惑をかけて申し訳ない」と述べているので、実際に伊藤忠商事の社員が、スパイ行為を行ったのでしょうか?

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