米農産大手の機密窃盗 中国人の元研究職員を起訴
米国司法省は11月21日、米農業大手モンサント(現バイエル)の中国人元社員1人を、商業機密窃盗容疑など8つの罪で訴追したと発表した。
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米司法省のジョン・デマーズ国家安全保障担当補佐官は、中国共産党政府が、海外高度人材雇用プログラム「千人計画」を使い、米企業の従業員をリクルートして、元勤務先の知的財産権を盗むように指示していると指摘する。
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引用元:農産大手モンサントの機密窃盗、中国人の元研究職員を起訴 千人計画のメンバー
※千人計画:
人工知能や航空宇宙などのハイテク分野でのハイレベルなキャリアを持つ研究者を、国籍を問わずにリクルートするというもの。他国からの「技術流出」を推進する計画と目されている
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所見
アメリカで、農産大手モサンテの機密を窃盗したとして、中国人の元研究職員が起訴されたようです。最近になって、アメリカでは中国人による機密窃盗の取締が厳しくなっているように思えます。
当然、他国でも行われているのは間違いないなく、取締を強化する必要があると思います。
お隣の韓国の話ですが、サムスン電子の有機ELディスプレイの技術が中国のBOEに流出したという報道がありました。液晶や有機ELなどのフラットディスプレイ分野で中国勢が台頭している原因のひとつにこのような技術流出があるのは間違いないと思います。それと同時に、日本企業の技術もだだ漏れと見てもいいのではないでしょうか。
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