雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

日露平和条約締結を目指す背景 北極海への中国の権益拡大の動き

安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が14日の会談で3年以内の平和条約締結を目指すことで合意したのは、中国が北極海への権益拡大に動き出したことも大きな要因となった。北極圏はロシアの聖域だけに、日本と経済だけでなく、防衛分野での結びつきを強めることにより、中国の台頭を抑えたいとの思惑がある。
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択捉島に地対艦ミサイルを配備し、北極海航路上でミサイル発射演習を繰り返してきたのは、中国に対する牽制(けんせい)の意味合いがある
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引用元:ロシアの聖域「北極海」に中国が触手 日露防衛協力に活路(1/2ページ) - 産経ニュース

 

所見

過去には、国境を巡って、中露国境紛争が起きました。最近では、ブータン国境付近でインド軍・中国軍がにらみ合う自体も発生してます。また、日本の尖閣諸島への領海侵犯を頻繁に繰り返しています。

今年の1月に、中国は北極海の開発や利用を計画を策定し、一帯一路構想に北極海の開発を取り込みました

中国が世界各地で影響力を増す中、中国と国境を接するロシアが、中国を警戒を強めることは不思議ではありません。

ロシアの経済の状態は、良いとは言えず、海外からの経済協力を必要にしているように思えます(日本経済も決して良い状態ではないと思う)。

中国による経済協力は、債務の罠など、警戒する面も多く、経済協力をするならば、日本のほうが良いということかと思います。

ロシアも都合によって、すぐに手のひらを返すのであまり前のめりになるのは危険かと思います。

参考記事:中国 北極海でも「一帯一路」 権益拡大へ白書発表 :日本経済新聞

    【中印国境対峙】中国インド国境 両軍部隊が撤退、2カ月超のにらみ合い終息へ 首脳会談控え歩み寄りか - 産経ニュース


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