北朝鮮、仮想通貨635億円をサイバー攻撃で奪う 国連報告書
【ニューヨーク國枝すみれ】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に属する専門家パネルが今後公開する新たな報告書の内容が判明した。北朝鮮が2017年1月~18年9月の間、サイバー攻撃を用いて仮想通貨交換業者から少なくとも5億7100万ドル(約635億円)を窃取したと推計。
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毎日新聞が入手した報告書は他に、韓国企業などが関与した可能性のある北朝鮮からの違法な石炭輸入などにも言及。17年4月~10月に北朝鮮産の石炭や鉄など計4万トンの原産地を偽装し、ロシア経由で韓国に密輸した事件について調査中と明記した。
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引用元:北朝鮮、仮想通貨635億円窃取 制裁逃れに韓国関与も 国連の報告書 - 毎日新聞
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所見
サイバー攻撃でお金を窃盗する行為を行う北朝鮮という国が、まともな国家でないことは明らかです。日本の仮想通貨交換業者からも仮想通貨が流出したようなので、サイバーセキュリティの強化は、待ったなしです。
韓国企業が関与した可能性がある北朝鮮からの石炭輸入は、韓国政府が意図的に見過ごしたという疑いもあります。北朝鮮の制裁に関しては、韓国政府は当てにならず、また、日系企業でも、制裁破りに加担する企業があるかもしれないので、関わった企業に、直接制裁することが有効な手段かもしれません。
参考:北朝鮮産石炭の密輸、韓国で摘発 見過ごしと批判の声 :日本経済新聞
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