マレーシア、中国企業との大型開発事業再開へ
【シンガポール=中野貴司】マレーシア政府は19日、ナジブ前政権時代に中断していた大型再開発計画「バンダル・マレーシア」を再開すると発表した。マレーシアと中国の企業が共同で開発を主導する。
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地元企業が優先的に参画することで、多数派のマレー系住民を優遇する「ブミプトラ(土地の子)政策」にも沿うとも、首相府は主張する。
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引用元:マレーシア、大型開発再開へ 中国企業も参加 (写真=AP) :日本経済新聞
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所見
先日、中国とマレーシアは、中止していたマレーシア東海岸鉄道の開発再開を発表しました。その発表から一週間ですが、さらに中断してた大型開発計画再開を発表しました。
中断していた事業は、マレーシア企業も事業に参加し、マレーシアにも利益が還元されることになったため、再開に繋がったのだと思います。今後、合意した内容通りにマレーシアでの開発事業が進んでいくどうかがポイントになると思います。
一時期、中止や大幅な事業縮小が相次いでいた一帯一路ですが、中国が巻き返しに出ています。先日、イタリアが一帯一路に協力し、覚書に署名しました。
アメリカが、中国以外の国に対し、強引な貿易交渉を進めると一帯一路になびく国々が増えるかもしれません。
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