北海道「表現の不自由展」 存命著名人の写真燃やし物議....批判殺到の模様
北海道・札幌市で12月21日に開催された「北海道・表現の自由と不自由展」が物議を醸している。
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来場者のSNSによると、その映像の中で、東条英機や安倍晋三総理大臣、菅義偉官房長官、安倍昭恵夫人、河村たかし名古屋市長など政治に関わる人物から、中原中也といった文豪や滝川クリステルの写真も、「燃やしてみよう」などといったテロップの元に燃やされた。さらに、赤ちゃんが写された写真も大量に燃やされたほか、愛子さまや、ベトナム戦争で逃げる子どもを写した写真や、被爆者、ナチスに迫害されたユダヤ人なども燃やされたという。
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引用元:北海道「表現の不自由展」、安倍総理から滝クリまで存命著名人の写真燃やし物議 事務局謝罪も波紋広がる | ニコニコニュース
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所見
有志によるイベントなので、税金は投入されていないようです。ただ、公共施設でイベントを行っており、そこの辺りに対し、批判もあるようです。
表現の自由があるので、やるのは自由かもしれませんが、人の写真を燃やし、それを公衆の面前で晒すという行為は、写真を燃やされた人やその関係者の痛烈な憎悪・侮辱であり、野蛮なことだと認識する必要があるのではないでしょうか?
イランのデモで、国家指導者の写真を焼かれ、その国家指導者が激怒したという報道がありました。人の写真を焼くようなものをアートと称して展示したり、そのようなイベントを実施する人は、そういった報道があると知った上で、覚悟と責任を持つ必要があると思います。
今回、ナチスに迫害されたユダヤ人の写真を焼いたとありますが、事実ならば、ユダヤ人団体から痛烈な抗議が来る可能性があります。もし、そうなれば、施設を提供した札幌市の責任も問われることになると思います。
実施した団体は、謝罪文を出していますが、読んだ限り、謝罪ではなく、言い訳としか捉えられませんでした。
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