ドイツヘッセン州議会選 連立与党得票率下げる
28日の独ヘッセン州議会選挙でメルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)と、国政での連立与党・社会民主党(SPD)が共に大敗した。メルケル首相の4期目の政権の不安定さが浮き彫りになった。
(略)
得票率 2018年 2013年 変化
CDU 27.2% 38.3% -11.1%
SPD 19.8% 30.7% -10.9%
緑の党 19.6% 11.1% + 8.5%
AfD 13.2% 4.1% + 9.1%
自由民主党(FDP) 7.7% 5.0% + 2.7%
左派党 6.1% 5.2% + 0.9%
引用元:独ヘッセン州議会選:連立与党がまたも大敗、メルケル首相に痛手 - Bloomberg
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所見
連立与党の2党が両方とも、得票率を落としています。それが、主に難民受け入れ寛容な緑の党と反難民のAFD(ドイツのための選択肢)に流れた形です。
難民問題に関しては、受入賛成と反対、両方の意見が割れているように感じます。
地方選挙での負けが国政にどのくらい影響するのか不明ですが、メルケル政権の行方がどうなるのか注目していきたいです。