マレーシア、中国主導の鉄道建設、費用減で再開へ
【シンガポール=中野貴司】マレーシアと中国は12日、中止していたマレーシア東海岸鉄道の建設を再開することで合意した。財政再建が急務のマレーシアに配慮して、建設費用を215億リンギ(約5800億円)圧縮する。中国にとっては費用圧縮を受け入れる代わりに、広域経済圏構想「一帯一路」の関係国との融和を国際社会に訴える狙いがある。工事の利益が地元に落ちるような見直しも行われる見通しだ。
(略)
引用元:中国主導の鉄道建設再開へ マレーシア、費用減で合意 :日本経済新聞
所見
今年の1月の末に、マレーシアが、マレーシア東海岸鉄道の建設の中止を決定しました。建設費用が高額するとのことでしたが、約1兆8千億円から、約1兆2千億円程度まで削減することで建設再開に合意したようです。
中国の海外向けのインフラ整備は、建設が決まったものの、なかなか実行されない案件が多いと聞きます。今後、計画通りに進むかどうかがポイントかと思います。
参考:
インドネシア高速鉄道計画 - Wikipedia
中国寄り政策に非難集中、フィリピンのドゥテルテ大統領 日本の10倍の金利で融資を受けるも、インフラ整備は遅々として進まず(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)
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