韓国 ＧＳＯＭＩＡ破棄停止を発表 日韓が輸出管理政策対話の開始
【ソウル＝桜井紀雄】韓国大統領府は２２日、韓国政府が８月に行った日本との軍事情報包括保護協定（ＧＳＯＭＩＡ）を破棄するとの通告の効力を停止すると発表した。２３日午前０時が期限だった協定の失効は回避されることになった。日韓両政府は、日本が７月に始めた輸出管理厳格化に関する協議を始めることで合意したが、韓国は輸出措置の撤回を協定維持の条件として主張している。
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引用元：韓国が土壇場でＧＳＯＭＩＡ失効を回避 破棄停止を発表 日韓が輸出管理の協議開始 - 産経ニュース
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所見
韓国がGSOMIAの破棄停止を発表しました。ＧＳＯＭＩＡと関係はないとしながら、日本は、韓国と輸出管理政策対話を始めるとしています。経産省の記者会見では、韓国はＷＴＯの提訴を停止したようです（中止ではない）。
経産省によると、現在のところ、個別許可を行っている戦略物質３品目の輸出管理を緩めたり、ホワイト国へ戻すことはないと言っています。あくまでも、３年半前から中断していた輸出管理政策対話を行うようにしたとのことです。
GSOMIAと関係がないと言っていますが、GSOMIA継続と引き換えに輸出管理政策対話に応じるようにしたとしか思えないです。今後の推移を見ないとわかりませんが、すぐに韓国に対する輸出管理を緩めるようなことがあるならば、日本は、韓国に屈したことになると思います。
今回、日本が多少なりとも妥協したことで、今後も韓国の無理な要求が続くことが懸念されます。しかしながら、韓国が、GSOMIAの件で、アメリカの怒りを買い、強い圧力を受けたのは間違いなく、今後、GSOMIAを外交カードに使うのは無理でしょう。今回の件で、韓国は、アメリカから大きな不信を買ったことは事実かと思います。
個人的に、韓国に対して、１ｍｍも妥協するべきではなかったと思います。旧朝鮮半島出身労働者問題でも、最終的に、日本側がお金を支払うことにならなければいいのですが・・・
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