イラン、ウラン濃縮度が核合意の上限突破
イランは8日、ウラン濃縮度が2015年の核合意で定められた規定上限を超えたと発表、さらに濃縮度を20%まで引き上げる可能性もあると警告した。米国の対イラン制裁が強化される中、核合意の維持に苦慮する欧州の当事国との緊張が高まった。
(略)
引用元:イラン、ウラン濃縮度が核合意の上限突破-20%も選択肢と表明 - Bloomberg
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所見
イスラエルの安全保障を脅かすイランの核開発をアメリカが認めるとは思えません。このまま、核開発を続けていくのならば、アメリカは武力行使を辞さないと思います。場合によっては、イスラエルが武力行使を行い、各施設を攻撃するかもしれません。
アメリカとイランとの間で、武力衝突が発生したならば、日本向けの石油を運搬するタンカーが、ペルシャ湾で攻撃を受ける可能性も出てくると思います。先月のタンカー攻撃事件後、経済的利益を得ている日本などが、ペルシャ湾の航行の安全に寄与する行動をとっていないとし、アメリカ国務長官に非難されています。
事態の展開次第では、タンカーの護衛のため、自衛隊の艦艇を派遣することになるかもしれません。
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