労働基準監督署が4300事業所を立ち入り調査....3分の2が法令違反 静岡 平成30年
(略)
立ち入り調査は、去年1年間に県内の7つの労働基準監督署が4320の事業所に対して行いました。それによりますと、3分の2にあたる2853の事業所で、法令違反が見つかったということです。法令違反のうち、最も多かったのは「違法な時間外労働」で、全体の23%にあたる994の事業所で確認されました。次いで、工場の安全対策が不十分といった「安全基準」に関する違反が821の事業所で、時間外や休日などに働いた際の「割増賃金」の不払いに関する違反が、745の事業所で見つかったということです。
(略)
引用元:労基署調査事業所3分の2が違反|NHK 静岡県のニュース
関連記事:外国人実習生雇用で6割法令違反 岡山県内 ⇒ 日本人労働者に対する法令違反も多いのでは? - 雪風
所見
平成30年に実施された静岡県内の労働基準監督署の立ち入り調査で、なんと、3分の2にあたる事業所で法令違反が見つかったということです。静岡労働基準監督署のウェブページによりますと、法令違反件数が常に高いようです。
日本では常識ですが、当たり前のようにサービス残業を強要する企業が多くあります。また、長時間労働も相変わらず行われているように思われ、厳しい取り締まりが必要ではないかと思います。
このような法令違反が減らない背景は、法令違反をしても処分が軽いからだと思います。法令違反をすると、会社経営に影響が出るような処分を行うようにならなければ、いつまで経っても、労基法違反は減らないと思います。
自民党は、企業側の立場に立った政党であり、自民党政治に不満を持つ、労働者は多いと思います。残念ながら、今の野党に自民党政治に不満を持つ受け皿になるような政党はないため、自民党政治に不満を持つ受け皿になるような政党の誕生が望まれていると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリックよろしくお願いします