雪風

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在特会元幹部の「日本人拉致」発言、差別性認めず 検察が控訴断念.....言論に対し、懲役求める恐ろしさ

京都朝鮮第一初級学校(京都市南区、閉校)の社会的評価をおとしめる発言をしたとして、名誉毀損(きそん)罪に問われた「在日特権を許さない市民の会在特会)」元幹部の男(51)に罰金50万円(求刑懲役1年6月)を言い渡した京都地裁判決について、京都地検は控訴期限の13日、控訴を断念した。
               (略)
引用元:在特会元幹部の「日本人拉致」発言、差別性認めず 検察が控訴断念|社会|地域のニュース|京都新聞


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所見

この事件を知ったときは、恐ろしくて、正直身震いしました。社会的評価を貶める言動をしたとして、懲役を求刑をしたようです。仮に、私が他人から社会的評価を貶められる言動をされたとしても、民事訴訟で賠償金なり、慰謝料なりを請求すると思います。さすがに懲役を求刑するのはやりすぎだと思います。

極端なことですが、「バカ!アホ!」と相手を罵っただけで、懲役を求刑されそうで怖いです。起訴した検察の良心を疑います。逆に、判決を下した裁判官は常識的な判断を下したと思います。

また、「この朝鮮学校は日本人を拉致しております」の発言を、差別と捉えるのは無理があると思います。名誉毀損と捉えるのが妥当かと思います。

地方自治体において、ヘイトスピーチ条例を制定する都市が増えています。特定の勢力にとって都合の悪い言論を恣意的にヘイトスピーチと決めつけ、言論を封殺する事例が出てくるのではないかと危惧しております。

ヘイトスピーチ条例は検閲に当たると思いますが、あいちトリエンナーレで、公権力が展示内容に口を挟むことは、検閲に当たると言っていた愛知県知事や、それを擁護していたメディアなどは、ヘイトスピーチ条例は検閲に当たるものであると批判しないのは、おかしいと思います。もちろん、ヘイトスピーチはいけません。

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