声優の小西氏、埼玉新聞に取材 韓国との交流事業中止記事の「ネット右翼」表現巡って
「埼玉新聞に突撃取材「韓国との交流事業中止はネトウヨのせい?」の要約
埼玉新聞に突撃取材「韓国との交流事業中止はネトウヨのせい?」
- 埼玉県秩父市が12月から実施予定だった同市の姉妹都市である韓国・カンヌン市との職員相互派遣事業についての記事に、「ネット右翼」と呼ばれる人たちが抗議のメールや電話があったという内容がある。
- 埼玉県鴻巣(こうのす)市のショッピングモールで開催予定だった自衛隊関連のイベントが「市民団体」の抗議で中止になったという報道があった。
- この時の抗議主を「市民」「市民団体」と表現していたにも関わらず、秩父市への抗議主を「ネット右翼」と行政側が発表していたならば問題がある。
- 取材の結果、行政側は「ネット右翼」という言葉を使用しておらず、新聞社側が記事作成時段階で使用した。その後、「ネット右翼」のくだりは削除したが、ネット配信記事には残ってしまった
関連記事:
秩父市、姉妹都市の韓国・江陵市との職員相互派遣を中止に 抗議50件以上 - 雪風
共産党市議、自衛隊航空ショー中止要請 主催者側は応じず - 雪風
所見
記事を書かれたのは、声優でシンガーソングライターの小西寛子氏です。NHKのおじゃる丸の声優を勤めていたそうです。
小西氏は、NHKによる小西氏の声の無断使用を巡って、警察に告訴しているようです。
参考:『おじゃる丸』声優・小西寛子氏が激白、私がNHKに声を無断使用され、告訴に至るまでの全容 | ビジネスジャーナル
当ブログでも秩父市と韓国の交流事業の件を取り上げました。埼玉新聞の記事を確認してみると、「ネット右翼」のくだりは削除されています。
いずれにせよ、自衛隊のイベントに反対した抗議主は「市民」で、韓国交流事業に抗議した抗議主を「ネット右翼」とするのはおかしな話だと思います。
最近、メディアは自分たちに都合の悪い人たちをネット右翼などと呼ぶ傾向があります。
それならば、メディアは、沖縄で基地反対運動を行っている人たちを、ネット上でよく使われる「プロ市民」と呼んでみたら良いと思います。きっと猛抗議の嵐となるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
クリックよろしくお願いします